La filanda <ラ フィランダ>

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イタリアンスタイル

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2006.12.1

Ciao a tutti! (みなさん こんにちは)

トリノ市内通りのイルミネーション
トリノ市内通りのイルミネーション
トリノ市内通りのイルミネーション

2006年も今月で終わりですね。過ぎていく時間の速さについていけない位一年が速かった感じがします。
11月16日お陰様でLa filandaも3年目を迎えました。
あっと言う間だった気が致します。兎に角日々突っ走って過ごしていた様に思います。そしてお客様に支持され、続けて来れた事、この場で御礼申し上げます。
これからも皆様に喜ばれるイタリアの商品をご紹介して参りますのでどうぞご利用宜しくお願い致します。

今年一年日本もイタリアも色々な事がありました。
政治の面では両国とも首相が変わり、経済面でも格差社会になり、少子高齢化と本当にイタリアと日本は似ているのです。ただ国土は同じぐらいですが、人口は日本の方が断然多いですが。日本に於いてイタリアブームは冷める事無く、デパートでフェアを開催すればたくさんの人が訪れます。どうして日本人はイタリアが好きなのか?
と考えると食べるものがシンプルで安く美味しい。ファッションも日本人好み。そして明るいイメージ(けしてイタリア人が全員明るい訳ではありませんよ)。反対にイタリアでは今、日本ブームです。
大学に日本語学科が増えて、日本のメーカー・ショップも進出しています。

最近のユーロー高で輸入の仕事をしている所は本当に大変だと思います。
経費がかかり、その分商品の価格に跳ね返りますが、La filandaではお客様にお買い求め安い適正価格を心がけております。そして
お客様には商品の素材、デザインが価格と適正である事をご理解して頂きたいと常々思っております。輸入品だから高いのではありません。
イタリアとの仕事けして良い事ばかりでなく、問題もありますが。イタリア人の小さな事には拘らない気質を受け入れながら仕事をしていきたいと思っています。

全てオーダーした商品が整いました。これからのギフトシーズンにお役に立つ商品の数々をどうぞ店内でご覧下さい。
今年一年のご利用誠にありがとうございました。次の年も引き続き宜しくお願い申し上げます。

 

トリノ市内通りのイルミネーション
トリノ市内通りのイルミネーション
トリノ市内通りのイルミネーション
トリノ市内通りのイルミネーション

心を込めて Buon Natale!
(楽しいクリスマスを!)



2006.11.1

Ciao a tutti! (みなさん こんにちは)

朝晩寒さを感じるようになり、暖房が欲しい時期になりましたね。
イタリアの暖房事情は、日本の様に各家庭別々暖房(riscaldamento))でなくアパート等集中方式です(最近は各家庭毎になりつつあります)
それにガス暖房なので環境的にも空気を汚し、法律で暖房を始める時期が決められているのです。(11月から)そして時間も決められており朝6時頃から暖められ、夜11時には消されてしまいます。
イタリアの光熱費はとても高いのです。
何故かと言うと全て輸入に頼っているからです。
そして留守にしていても部屋の中はぽかぽか、それでも暖房費を払わなくてはならないという矛盾があり、システムの見直しをしています。

ヴィーノ・ノヴェッロ(vino novello)御存知ですか?フランスワインのボジョレー・ヌーヴォーと同じ、今年初めて出来た新ワインの事です。
ワイン(vino)は長く熟成させると美味しくなると言われますが、新酒はまた一味違った感じで旬の味覚を味わえます。フランスよりも南に位置するイタリアは葡萄の熟成も早い為解禁がフランスよりも早く11月第一週の土曜日(11月6日)です。北部から南部にかけて各地で造られますが、特に南部プーリア州のヴィーノ・ノヴェッロは有名です。
日本ではボジョレー・ヌーヴォーの方が有名ですが、機会がありましたら是非試して見て下さいね。(デパート等で見かけられると思います)

左写真:2006年ヴィーノ ノベッロ(プーリァ州) "FARNESE"

秋から冬にかけての夜長に、お薦めの本があります。

“Buongiorno ITALIA” (ボンジョルノ イタリア!)
茅野玲子 文・絵 (共同通信社)¥1700

友人である作者が10年以上イタリアに通い詰め、毎回3ヶ月現地に滞在して各地を自分の足で訪ね、そこで出会った人物を思うままにスケッチし、色々体験した事、感じた事など、気の向くままに旅を続ける様子が彼女自身の言葉で綴られています。本文の中から彼女の人となり、生き方が感じられるでしょう。(ラ・フィランダでも購入頂けます)

*慣れている事ですが、イタリアからの商品到着が大変遅れ申し訳ありません。
常にイタリアサイドと連絡を密接に行っておりますが、文化が違うと色々難しい事もあります。
より良い商品を皆様にご紹介出来る事を一番に頑張っております。
また最近のユーロの高騰で商品価格にも影響がありますが、Made in Italy の商品を適正な価格で提供出来る様努力しておりますのでご理解宜しくお願い致します。

 


2006.10.5
ナポリ
ナポリ
エトナ山
エトナ山
アマルフィ
アマルフィ
高速船
高速船

Ciao a tutti!

秋ですね。この時期色々な楽しみがありますが、やはり食欲の秋でしょうか?
日本には松茸、イタリアではポルチーニ。
香りが良く、食感があり、高価なきのこです。
短い期間に楽しむ食材ですが、なかなか口に入るのも、求めるのも難しいですね。
生のポルチーニを試して頂きたいのですが……
ドライになっている物でしたら手に入り易く気軽に食べる事が出来るでしょう。
それとトリフュもこの時期です。
日本では馴染みが薄いですが、イタリアではパスタの上に削って食べます。
高価で独特な香りが秋を感じさせます。
そして栗、焼き栗、ドルチェに使われ日本と良く似ていると思います。

La filandaの店内も秋から冬にかけての商品がイタリアより入荷しております。
どうぞイタリアンテイスト溢れた商品をお手に取ってご覧下さい。

10月のイタリアンスタイルは、それぞれのご主人と一緒にスタッフのTomokoさんSachikoさんが南イタリアを旅して来ましたので旅行記を公開致します。
どうぞご感想、ご質問等ありましたらメールでお願い致します。
nihonbashi@la-filanda.jp

9月7日〜18日までローマ-ナポリ-カプリ島-ミラノと旅をして来ました。
今回は6日間滞在しましたカプリ島をご紹介しましょう。
カプリは、イタリア本土ナポリからも近いので日帰りでも十分楽しめるのですが、私たちは、ゆったりとした日程で滞在する事にして、イタリア式リゾートを堪能しました。
青の洞窟、ティベリウス帝宅遺跡、ヴィラジョヴィス跡などハイキングに最適な遺跡があります。食事も海の幸満載で昼食、夕食共にワインの量が進みます。
抜ける様な青空!照りつける太陽!そんな時喉の渇きを癒してくれるのが、Te’ freddo pesca(桃味のアイスティ)グラスの中に新鮮な桃がカットされ入っています。
ソレント、アマルフィ、ポジターノにも足を延ばしエメラルドの洞窟も見て来ました。
最初に青の洞窟を見てしまったので、あまり感激がありませんでしたが……。

カプリではファッションも現地で上〜下まで調達する事が出来ます。
麻のリラックスした服、籠バッグなど素敵な品が一杯です。
特に皮底ペタンコサンダルは好きなデザインを選ぶと30分でピッタリのオンリーワンサンダルを作ってくれます。
カプリ島は世界中から観光客が来るので、ブランド店も多く、ついつい懐が緩んでしまうので要注意!!
町を歩いていてLa filandaで扱っている物と同じワッフル、麻の商品を見付けた時は、嬉しくなりました。

お土産には、珊瑚、レモンチェロ(甘〜いリキュール)、ハーブ石鹸などお洒落な物がありますよ。
すっかり日焼けして、美味しい物をたくさん食べたり+飲んだり お買い物も堪能してイタリアの休日を楽しむ事が出来ました。
次回は何処へ行きましょうか?
今回はお留守番でしたYokoさんも仕事でなく、一緒に旅が出来ると良いのだけれども…。
(Tomoko.Sachiko)

 

ポルチーニ
ポルチーニ
カプリのお土産
カプリのお土産
Te`freddo pesca(桃味のアイスティ)
Te`freddo pesca(桃味のアイスティ)
青の洞窟
青の洞窟

2006.9.1

Ciao a tutti! (みなさん こんにちは)

朝晩の気温も下がり涼しくなってきましたね。
みなさんはバカンス如何過ごされましたか?
バカンスに大移動していたイタリア人達も町に帰って来ました。
8月最後の週末、何処の高速道路も町に戻る車で大渋滞だったようです。
お喋り好きな彼ら達は今頃過ごしたバカンスの様子を得意になって話している事でしょう。今年のイタリア気候が色々だったようですが、それでも彼らはきっとブロンズ色の肌になっていますね。私事ですが、今年はバカンスがありませんでした。イタリアの友人に話すと”あなたの人生なのだから休暇をとらねばならない”と言われました。何ともストレートな意見に羨ましくもあり、それが出来ない自分が少し悲しくもあります。来年こそは….!?
今月は、5月にイタリアでオーダーした全商品が入荷し、忙しくなりそうです。
ベビー、子供用品3社、リビング用品1社 日本初入荷ですのでどうぞ楽しみにして頂きたいと思います。いつもまだ国内未入荷のメーカーに拘ってイタリアサイドのコーディネーターと共に開拓致しております。難しい事ですが出来る限り続けたいですね。

* Linkしています RESTAURANT IKH HUREE GINZAに当店の事が紹介されています。
RESTAURANT IKH HUREE GINZA
http://www.ikh-huree.com

♪最近お客様にLa filandaの事をブログで取り上げて頂いているのを目にする機会がありますとても有り難くまた嬉しいです。
 この場で御礼申し上げます。

* 10月のイタリアンスタイルは、ヘルプの公子さん+幸子さんが9月初旬から12日間南イタリアに出かけますので、旅行記を掲載します。
お楽しみに!!


2006.8.1

Ciao a tutti ! (みなさん こんにちは)

暑中&残暑お見舞い申し上げます
今年は梅雨明けが遅れ、これから夏本番ですね?
対照的にイタリアは連日の猛暑。窓を開けると熱風が吹き込むので開ける事もできず、ブラインド、カーテンを閉めて熱をさえぎる様にしているそうです。その様な訳で彼ら達は
暑さから逃れる為海、山、湖へと大移動。ミラノの友人家族も既にアドリア海側のセカンドハウスへ1ヶ月のバカンス!しかし最近の経済悪化で昔のように長い間バカンスを過ごす事が
出来ず、週末だけとか、1〜2週間位の休暇が多くなっていると先日イタリア語の先生は言っていました。意外でしたね?それにしても日本ではなかなか長い休暇が取り難い雰囲気になっているのが残念ですね。
8月のイタリアンスタイルは、6月後半〜7月初めに開催された"Pitti Bimbo"(子供用品展示会)の報告をLa filanda のコーディネーターPaul さんにお願いしました。合わせてお仕事で行ったアフリカ"マダガスカル島"の様子もお伝え致します。


Pitti Bimbo:
6月30日〜7月2日まで2007年春夏子供用品展示会がフィレンツェで開催されました。
展示会中のフィレンツェ大変暑く、たくさんの人で賑わっていましたが、汗だく!
暑いトリノから車で3〜4時間、フィレンツェは盆地なのでより暑く感じられました。
前もって数社から招待のメールを頂いていたので、まずは恒例の"挨拶"を交わしお互いの近況、ビジネスの話等イタリアンスタイルです。La filanda がセレクトしている全部の会社が展示会に参加している訳ではありません。今回La filanda からの依頼を受けて、"Baby graziella"社(Ancona)と知り合う事が出来ました。この会社は、本当に素敵な商品が多く、イタリアの典型的な家族経営でデザインから縫製まですべてイタリア国内でなされています。そして家族全員と顔合わせする事ができ、La filanda とのビジネス計画をとても喜んでくれました。そして商品の写真、カタログ等を与えてくれました。最近のPitti Bimboではこれらの事は大変難しくなっています。その後トスカーナ(Lucca)の"graziella"社の明るく感じの良い家族とも再会し、前回一緒に写真を撮ることが出来なかったのでこの会場で写真撮影をしました。それから"Baroni "(firenze)のStefanoとも2ヶ月振りに会い、訪問をとても喜んでくれました。
私(Paul)からLa filanda のお客様に"ありがとう"を申し上げます。

*"Baby graziella "社とのオーダーは9月に行う予定です。


下の写真はクリックで拡大画像が表示されます。
2007年春夏Baby graziella

 

graziella のマダムと
Baby graziella のマダムと
Madagascar(マダガスカル)

7月5日〜18日まで仕事でアフリカ"マダガスカル島"へ行って来ました。
季節は秋〜冬、暑いイタリア(トリノ)からパリ経由で12〜13時間かかります。
日本に行くのと変わりない位のフライト時間です。季節の状況は前もって聞いていたのですが、日中は13℃〜15℃位なのですが、朝夜はとても寒く毛布だけではとてもいられない寒さでした。暖房設備がホテルになかったのです。
初めて訪ねる場所でしたから行く前に色々見てみたいと思っていました。
それに、元仏領ですから公用語はマダガスカル語とフランス語。自分にとっては何も心配はありません。今回の仕事、イタリアからトマトソース、スパゲティ、砂糖をマダガスカルへ輸出する仕事の依頼を受けてカストマーと直接会って色々話し合いをしたり、観光案内、La fialndaからマルシェバッグ(マダガスカル産)の依頼を受けていましたので一緒に探して貰ったり大変親切にして頂きました。途中寒さの為体調を崩し"インフルエンザ"にかかってしまい思う様に動けなかった事が心残りです。
そして最後に帰りの飛行機に乗り遅れるアクシデントまでありました。
La filanda から依頼のバッグもう直ぐ着くと思いますが驚かせようと思い詳しい事は伝えていないのです。皆さんお楽しみに!!今度はゆっくり自然、動物 植物などマダガスカルで堪能したいですね。

下の写真はクリックで拡大画像が表示されます。
 

 

Paulさん
Paulさん


Buone vacanze !
(楽しい夏休みを)

 


2006.7.1

まだ梅雨は終わっていませんが、3ヶ月天気予報によると今年の夏はそれほど暑くないとか?
あくまで予報ですから.......イタリアは既に学校は3ヶ月の夏休みに入っています。
家族が夏休みになる前に子供だけキャンプ、海外へ語学勉強に出す家庭もあります。
ここ数年イタリアの夏はとても暑く、今迄エアコン設備のなかったイタリアですが、最近は冬の安いシーズンに早めに予約をしてエアコンを付ける家庭が増えています。シーズンに
なってからでは商品もないですし、なかなか取り付けて貰えない様です。
これも地球温暖化で環境が変わって来た事が原因でしょうか?
7月中旬頃から人々は大好きな海、山へとバカンスに繰り出し、昔と随分変わって来た様ですが、最短2週間、1ヶ月休暇を楽しむ人もまだたくさんいます。羨ましい限りです。
7月のイタリアンスタイルは出張報告の後半をお伝えします。

5月25日
Sabina社
前夜の雨が嘘の様に良い天気!午前と午後新しい会社を訪問しなければならないので、効率よく時間を使う事をコーディネーターと約束しました。昨年9月にトレヴィーゾに来た事があり、其の時はベネツィアが先に見えたのです。
今回は同じトレヴィーゾでもベネツィアを通過して北の方にある町でした。1月のピッティ.ビンボでコーディネーターが開拓してくれた"Sabina社"です。2006年秋冬から商品構成を変更する事を決め、価格等幅を持たせた商品選びを目標に今回の出張は進めています。まず何時もの様にイタリアンスタイルの挨拶を交わし、コーディネーターがLa filandaの説明をしてくれ、私の希望を伝え、快く承諾してくれれば商品選びに進めます。
まだ商品が日本に入ってない事を確認し、嬉しくなってしまいました。私の拘りは日本未入荷商品を探す事です。色合いも少し自分の好みを譲って明るめの商品を選びました。それと我が儘を言って一部好きでない飾り等を外して貰う事をお願いし快く承諾して下さったのには、こちらの方がビックリしてしまいました。
明るい性格のコーディネーターには交渉毎の時大変助かります。(やり取りを聞いているとイタリア独特のビジネススタイルが見えて来ます。話の導入部がどうも大事な様です。)コーディネーターの薦めで夏物商品を数点購入し持ち帰りました。
La filandaのお客様に知らせる為です。(何時もと違う色合いに興味を持って下さり購入して頂きました。)
Sabina社
Sabina社
9月に再会する事を約束して次の目的地パドヴァに向かいました。次の会社は、イタリアのベビー.子供服雑誌を見た時に気に入ったメーカーです。旨く行くのか心配でしたがコーディネーターに頼んでアポイントを取って貰いました。パドヴァは嘗て旅行で訪ねた事がありました。有名なパドヴァ大学があり、ジョットのフレスコ画で有名な教会等がある美しい町です。メーカーはパドヴァと言っても町の中心ではなく、郊外でした。近くまで来ているのになかなか見つからず、行ったり来たりでやっと見つかった時には会社のお昼休みにぶつかってしまい、午後に改めて会う約束をしました。会社名は"gianlui bebe"町は歴史が古そうで城壁がありました。
イタリアの町はそれぞれに特色があり、今なお中世の都市国家の様相が残っていて人々は自分の町をとても誇りに思っているのです。
友人のご主人は何時も会うと生まれた町の自慢話をしてくれます。好い事ですよね。自分の生まれた所を誇れるって。昼食にワインを飲んだのでほろ酔い気分、お昼寝をしたい気持ちですが、お仕事!お仕事。改めて"gianlui bebe"を訪問。イタリアの典型的な家族経営の会社です。
"Sabina社"もそうでした。現在の経営責任者の息子さんが現れ、挨拶を交わし、今回初めて訪問し、オーダーが遅れている秋冬物商品を分けて貰えるか?コーディネーターの巧みな会話で快く受け入れて頂き、日本未入荷という事も確認出来ました。
gianlui bebe 秋冬商品
gianlui bebe 秋冬商品

大好きなティストの商品がたくさんあり選んでいくのは楽しいのですが、神経を使います。どうしても女の子の商品数の方が多く、男の子の商品を探すのが大変です。途中からお父さんが現れ、日本人がオーダーをしに来た事にビックリしていました。

79歳には見えない若々しさです。短時間で好きな商品を決める事が出来有り難く、嬉しい瞬間でした。この辺りパドヴァ、バッサ−ノグラッパはグラッパ酒の産地で、私達はお土産に美味しいグラッパを買いたいので教えて欲しいとお願いすると79歳のお父さんが”僕の車の後に追いて来る様にと”グラッパの専門店に連れて行ってくれたのです。感激!!!です。
私達は2種類のグラッパを買いました。そして"gianlui bebe"の商品は9月後半〜10月初めにはLa filandaに並びますので楽しみにして下さいね。新しい会社の訪問を終え一路コーディネーターの町トリノへ戻る為私達は高速道路を走り続けました。
パドヴァからトリノまで4時間余り。コーディネーターさんお疲れ様でした。


 

5月28日

日曜日ゆっくり寝て過ごそうかと思っていたところ、トリノ郊外のお宅でバーベキューをしながらお昼を食べるので行かないかと、誘われコーディネーターのポールさんと市内から30〜40分位車を走らせお友達も同乗して向いました。車中で"お肉好き?"と聞かれ"嫌いではないけど、どちらかと言うとお魚が好きと"答えると困った様に"お魚はないのよ"と"大丈夫"と答えるとホットした様に...やさしい心使いが嬉しいです。郊外に出ると緑が多く山々が近くに感じられ、空気も街中とは違います。誘って頂いたお宅に着くと、大きなドイツ犬2匹とビーグル犬が歓迎してくれもう大変!
Basta!!!!!(十分)お庭ではご主人がバーべキューの火を熾していました。お庭の植物。野菜畑等案内して下さり。
お庭でお喋りをしながら昼食の準備が出来るのを待ちましたが、待っている間の時間の流れがゆったりしていてやはり寝て曜日にしなくて良かったなと思いました。いよいよ準備完了テーブルにつきまず始めに、こちらのお嬢さんが作った"ラザニア"をご馳走になりました。お皿に取り分ける時小さめのをお願いしたのですが.......すでにお腹いっぱい。次にソーセージお肉が次から次へと出てくるのですが、マリネにしたズッキーニ.ナス.ぺペローネは何とか食べられたのですが、お肉類は薄いのを一枚とソーセージでBasta!!!!!(十分)la pancia piena! (お腹いっぱい).と言い続けたのですが、止めはドルチェ(レモンケーキ)とコーヒー!!
ポールさんの冗談に乗せられ、塩味のケーキだから大丈夫と とんでもないしっかりと甘い甘いケーキでした。食後はまたバルコニーに出て皆でお喋り。此処の家族はシチリア出身でしたのでローカルなイタリア語を話すのです。興味深々耳を傾けている自分がいました。
夕方近くまでお邪魔して楽しく記念に残る日曜日を経験しました。流石に夕食はカット!!!!!

下の写真はクリックで拡大画像が表示されます。
An
Italian
holiday!
 
5月29日
Heritage Torino

La filandaの店内最近子供用品の比率の方が多くなっています。元々始めたきっかけは、リビング、バス用品等家の中で使うものを探すのが大好きでした。秋冬から初心に戻ってリビング関係を充実させて行きたいと思っていたところ、コーディネーターがトリノ市内にある会社を探しておいてくれました。月曜日の午後アポイントを取って行く事にしました。どうも其の前にコーディネーターはフィレンッエ方面に行っている時に約束をしていたらしく、彼女達はずっと待って居てくれたようです。3姉妹で経営していて其の中のどなたかのご主人が作った会社をご主人亡き後3人で守っているようです。陽気な姉妹と大きなシェパードが向かえてくれましたが私達は大きなシェパードが恐怖でした。たまたま今迄取引のあったメーカーの素材を使ってベビー用品からリビング用品までこちらの要望にそって作ってくれるので私にとっては願ってもない事です。"Heritage"
(遺産)という会社名です。
色々見せて頂き少ない数でもオーダー出来き、お客様の反応を見てから今後のオーダーを検討したいこちらとしてはとても有り難かったです。でも可愛らしい生活を楽しむアイテムが色々あって次から次へとオーダーしてしまいました。(笑)これから秋冬のギフトの時にも良さそうです。リビング関係の好きなお客様にも歓んで頂けるのでは...........?

5月31日 仕事を離れて一日ミラノの友人を訪ねました。何時も会うと積もる話であっという間に時間がたってしまいます。今回ご主人(イタリア人)がどうしても会いたいと言う事でトリノをAM8:40のユーロースターに乗ってミラノへ出かけて行きました。久し振りのミラノ.やはりトリノと比べるとお洒落な町ですし、あか抜けていますね。10:00には友人のお宅に到着。ご主人を交えて久し振りに色々な話をしました。ご主人はどうも私の仕事を心配してくれていて色々質問したりアドバイスをしてくれました。長年ご夫婦で日本相手に輸出の仕事をしているのです。
飼っているネコの一匹がガンになってしまいご主人はとても悲しがっています。長年飼っていると動物も家族の一員ですから気持ちは解ります。屋上の木々、鳥小屋、菜園を見せて頂き、今年もアプリコットがたわわに実っていました。早めにお食事を頂き私と友人は町へ繰り出す相談をしていたのです。ご主人を置いて.......ミラノに住んでいてもなかなか市内の中心までショッピングに行く事がないそうです。仕事関係のお客様の要望があるとアテンドで色々案内するそうですが....その様な訳で私が行くと二人で色々見れるので楽しいのだそうです。
今回も頼まれた物を探しにお付き合いして頂いたり、反対に新しいショップに連れて行って頂きました。そして何時もモンテナポレオーネ通りの角にあるCOVAでお茶を飲みながらまたまたお喋りの続きです。話が尽きません。仕事を始めてから今までの様に長く滞在する事が出来なくて残念ですが、何時も気持ちよく迎えてくれる人達がいる事は本当に幸せな事ですね。トリノにPM8:00には着きたかったのでPM6:30過ぎのユーロースターに乗って戻りました。仕事から開放され楽しく 充実した一日でした。
6月1日 海外で2回目の誕生日を迎えました。嘗て南仏ニースで誕生日を迎えた事がありました。友人は行く前から色々考えていてくれて。レストランでお食事そして周りの人達も誕生日を知ると”おめでとう"の連発嬉しいですね。今回コーディネーターは誕生日を知っていました。”Auguri ! "(おめでとう)と言ってくれ、家族、友人に誕生日の事を伝えた様で皆から”Auguri " ”Auguri"とたくさんお祝いを言って貰いました。ヨーロッパではとても大切な行事だそうです。そして翌日には帰国しなければならないので。今回の仕事のお礼をと誕生日を兼ねて夜は少しドレスアップしてコーディネーターお薦めの可愛いレストランへ行きました。食べきれない量のお料理に
”scusi"の連発でした。
6月3日 帰国
 
短い期間で新しい会社、商品を探して来ましたが、これも一人では出来ません。色々な方の協力があって出来る事です。
お店もお休みをしなければなりません。カタログ、ネットで商品を探せばとも言われますが、やはり商品を実際に見て、触って、それぞれの会社の人達と触れ合って仕事をするのが好きです。何時まで日本未入荷商品を探せるか、そして素材、デザイン+イタリアで作っている事へ拘りが続けられるか解りませんが、お客様に歓んで頂ける事を喜びとして頑張って行きたいと思っています。

★8月のイタリアンスタイルは6月後半〜7月始めに開催されるピッティ.ビンボの報告を掲載致しますのでお楽しみに!!

 






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